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うまく時間を持たせる3段階別接客法
今日の読者Q&Aはお客様と過ごす、時間の使い方について書きます。
Q)めんどくさいお客さんに対する対策法や、うまく時間を持たせる方法があれば教えてほしいです。
A)席での時間をうまく持たせるには、今のステージを察してあなたがリードすること。
今のお客様とのステージを「恋人同士でまったりする雰囲気」までもっていければ、時間のあせりはなくなります。
また、お客様がだらだらと長くい続けるようなら、マンネリをさけるために、あなたから切り上げてあげることも大切。
長く指名客として維持できるキャストさんは、お客様にとって心地の良い空間をよく理解していて、それをうまく演出しています。
指名客までもっていったら、あとはお客様が「帰る場所」を作っていってあげるだけでOK。
そしてその段階に応じて、うまくお客様をリードしてあげるのがあなたの仕事です。
お客様との関係の育ち具合の目安と、その時期の対応法
ステージ1)
いろんなことをお互いたくさんしゃべって、会話が盛り上がる時期。
お客様もあなたと、わくわくどきどきしてる時期。
相手がどこで一番喜ぶのか探して、うんと気持ちよくさせてあげましょう。
お客様から「同伴するからデートして」だの、めんどくさい交渉をされるのもこの時期。
ほとんどのコが、ここでめんどくさくなって関係が終わる。(指名が切れる)
サクっとかわすスキルを身につけましょう。
ステージ2)
お互いのことはひと通り知って、お客様のプライベートにも入れる時期。
あなたも相手を理解する努力をする分、指名をとらなきゃいけなくて大変だ、っていう仕事のことも教え始めていい時期。
お客様の1日のスケジュールやルーチンを把握して、より近い距離でコンタクトをとれる状態を作りましょう。
「今日は仕事忙しい日だったでしょう?」
「今日は○○が××する日だよね、どうだった?」
みたいに、相手の私生活をわかった上の会話ができればベスト。
ステージ3)
お互いの言いたいことは、言い合えるようになっている時期。
お客様も、夜のお仕事システムを理解した上で来店しているので、一斉配信ではなく、個別にメールを送って、次の来店アポをとりましょう。
関係はずいぶん安定して、お客様もちゃちい交渉ごとをしなくなる。
その代わり、ちゃんとあなたからも、気遣いを配慮してあげましょう。
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このように人間関係は、段階ごとにステージが変わります。
「時間がもたない」=「その先の関係に入れなかった」
ということ。
(ちなみに数回のデートで終わってしまう恋愛も同じです)
相手を知るのに、時間が余りすぎることはありません。
「時間がもたないなー」と思ったら、終わるのではなく、次のステージにもって行く努力をしてみましょう。
ステージ3までいければ、良いお客様として長続きします。
小悪魔メールではグループ(ステージ)別に内容を変えて、名前差し替え一斉送信ができます。
以下は「会話が続かず困っている人へ」の間を持たせる解決法をのせた会話マニュアルです。
※営業に悩んでいるコには、このブログを教えてあげて下さい。